La filanda <ラ フィランダ>

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イタリアンスタイル

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2005.12.1
今年も残り少なくなってきました。
ラ.フィランダも1周年が過ぎ、新たな気持ちで頑張りたいと思っております。
トリノ(Torino)のコーディネーターから初雪の便りがありました。(11月23日)
イタリア人にとって大切なイベント、クリスマス(natale)も直ぐです。
年によっては、本当にホワイトクリスマスになります。
町の飾りつけも、通りごとにイルミネーションが違い夜になると、とても綺麗です。
またお店のショーウインドーもそれぞれ趣向を凝らして飾られています。クリスマスカラーというと、赤(rosso)緑(verde)を想像しますが、イタリアではゴールド(oro) が多く、かえって派手さが無くエレガントな感じがします。もちろんクリスマスツリーも飾りますが、キリスト降誕の場を人形で表現した模型プレ−セピオ(presepio)を教会、広場また家庭にも飾ります。

そしてこの時期イタリア人は沢山お金を使います。
家族、友人、会社の同僚等たくさんのプレゼントを用意するのです。
Nataleの過ごし方は、それぞれ家庭によって違うようです。
24日の夜教会(chiesa)に家族でミサ(messa)に参加し、帰ってから家族で食事をします。または25日の昼食を家族で過ごす家庭もあるようです。一番特徴的な事はnataleは家族で過ごすという事です。ただ若い人の教会離れは多くなっているようです。
前にnataleに近い頃イタリアで過ごして居た時、トリノの友人家族にnataleを一緒に過ごす様誘われた事がありました。
私の中でイタリアのnataleは家族で過ごすものだという観念がありましたので、遠慮する事にしました。でも何時か経験してみたいですね。
そしてnataleに無くてはならない物が、パネットーネ(panettone)です。
ミラノ(Milano)で生まれた伝統的なクリスマス用のお菓子で、今ではイタリア全土で作られています。
小麦粉、ベーキングパウダー、バター、砂糖を混ぜた練り物を10時間発酵させ,その間に別に同量のタネに干しブドー、細かく刻んだ砂糖漬けフルーツを加え、発酵した練り物と混ぜ合わせ少し発酵させて天火で焼く。ドームの形が特長です。ミラノ(Milano)の友人から聞いたパネットーネの伝説、いわれがあります。
北イタリアで有名なお菓子メーカーMOTTA,そこの創業者Angelo Motta 氏がある時 何時ものようにケーキ、パンのタネを練っていて、そのタネの中に間違って横にあった干しブドーなどを全部ひっくり返してしまい、このタネを捨てるのはもったいないので兎に角焼いてみて、それを食べてみたら以外に美味しかったのでその後いろいろ改良して現在のパネットーネ(panettone)になったらしい。
つまり偶然から生まれたお菓子のようです。
この話は友人がミラノ(Milano)に留学していた当時、下宿のおばさんから聞いた話しだそうです。今年もミラノから注文しておいたパネットーネが届きました。
観光客で有名な、モンテナポレオーネ通り(via Montenapoleone)の角にあるCOVAというカフェとお菓子を売っているお店のパネットーネです。他の店より価格は高いですが、
味が上品で、美味しいです。nataleの食後に食べます。私は普段でも日本で見つけると買って朝食に紅茶か珈琲と一緒に食べるのが好きなのですが、先日イタリア語の先生にあまり食べると太ると言われ、今少し食べるのを控えています。でもCOVAのパネットーネが届いたのでクリスマスが楽しみです。そしてnataleはワイン(vino)でなくスプマンテ(発泡性ワインspumante)を飲みます。
ラ.フィランダの店内もディスプレーをクリスマス用に変えました。イタリアンスタイルでゴールド(oro)をメインにエレガントに飾り付けをしました。しかしここは日本ですのでベビー物コーナーは赤と緑を使って明るく、可愛らしい感じにしてみました。
新しく選んだil Gufoのベビー用品も皆様に好評で再オーダーを何度か繰り返しております。選んだ商品が皆様に喜んで頂け本当に嬉しいです。
少し遅れております、フィレンッエのBusattiの商品も、もう直ぐ到着の予定です。
ベビー子供用食器、スプーン等のブレシァのRivadossiも間もなくです。
狭い店内ですが、イタリアンテイストの商品が主張を持って飾られています。
最近お客様から色々なお話をお聞きする機会があります。
その中でラ・フィランダのホームページに関する嬉しいお話を聞きました。しっかりホームページが作られている。
Italian styleのコメントが楽しい。どれも本当に有り難く、どれだけの方がホームページを見て下さっているのか解りませんが、インターネットの情報の広がりに驚かされます。
そして他にも嬉しいお便り、電話を頂きました。ギフト用の包装がとても素晴らしいというお褒めのお言葉を頂きました。何時もスタッフ一同、贈る方、頂く方の気持ちになって取り組んでおります。そして包装用の紙もイタリアから取り寄せております。
グリーティングカードもイタリアに発注しておりましたのが到着いたします。
これからも皆様に喜んで頂ける包装を心がけてまいります。
それではイタリア語でクリスマスおめでとうを皆様にお贈り致します。

Buon Natale !

*お薦め:イタリア語を勉強している方、イタリアに興味のある方、好きな方
  インターネットからイタリアのラジオ放送をお薦め致します。
すべてイタリアミュージックで最新曲、懐かしい曲、間のおしゃべり等役にたちます。私は毎日仕事をしながら一日中聴いています。
イタリアを感じる事が出来るからです。次の機会に他の放送局もお知らせ 致しますね。
http://www.radioitalia.it/
 
プレ−セピオ
プレ−セピオ
パネットーネ
スプマンテ
包装紙

 


2005.11.1

イタリアと日本の時差が8時間に変わりました(冬時間)。
この時期イタリアでも菊の花がお店や教会、公園等に飾られています。
イタリアと菊の花(crisantemo)イメージが合いませんが、イタリアでも日本のお彼岸の様に家族でお墓参りに行きます。
墓地には色取り取りな菊の花が飾られていてお墓(cimitero)は明るい感じです。そして11月中旬頃から町はクリスマス(natale)の飾りつけが始まり、人々はクリスマス休暇の計画、パネットーネ(panettoneクリスマス用のドーム型フルーツケーキ)の注文、プレゼントを考えなくてはなりません。
ラ・フィランダの店内もベビー物を中心に暖かい感じの商品が多くなってきました。
またくつろぎの時間を楽しむ為のひざ掛け等も揃いました。

今回は出張報告の後半をお伝え致します。
* 9月12日朝6:00過ぎトリノを出発し一路フィレンツェを目指します。
 

イタリアでも朝の交通渋滞は凄いです。
兎に角日本以上に車社会なのです。
私たちは交通渋滞に巻き込まれない様に朝早く出発し、トリノのピエモンテ州から南下してリグリア州ジェノバで朝食を食べる計画で高速道路を軽快に車を走らせ窓から眼下にリグリアの海が開け、たくさんの外国航路の貨物船が見えました。
ラ・フィランダの商品も一年前ジェノバの港から積まれて来たのだと、昨年の事が懐かしく思い出されました。
11:00頃最初の訪問先BARONI社着、何時もの様に大変な歓迎でとても嬉しいです。
来年の春、夏物商品を選んだり、再オーダーの商品を頼んだり、今回どうしても今年の秋、冬物が不足していましたので在庫の中からラ・フィランダのテイストに合う商品を選ぶのに思っていた以上に時間がかかってしまいました。
昼食は、ステファノさんにビステカフィオレンティーノの美味しいレストランでご馳走になり、お喋りをしながら幸福な時間を過ごしました。昼食後もオーダー品の確認をしたりしてBARONIを後にしたのは午後3:00過ぎ。
次に有名なポンテベッキオを渡った所にあるBUSATTIのお店を訪ねました。マダムのエリザベッタさんは、私たちの突然の訪問にビックリ!でも大変喜んでくださり、何時も変わらず、明るくそしてセンスの良いイタリアンマダムです。
新しい商品を一通り説明して頂き、この秋、冬のギフトに使える商品を色、デザインを考えながらオーダーしました。
マダムとの再会を約束しお店を出たのがもう4:30過ぎ、この後私たちは、今晩中にベネト州のトレヴィーゾに明日の新しい会社訪問の為着かねばならないのです夕暮れの高速道路をベネトに向けてひた走り。コーディネーターも初めての場所で途中大変でしたが、ホテルを探しながら何とか9:30頃無事今晩の宿を確保し、ローカルなべネトの食事を堪能して明日を楽しみに眠りにつきました。

   
9月13日 快晴 いよいよ今回一番楽しみにしていました新しい会社訪問です。私達は少し 
 

フォーマルな服装で会社を訪問する事に決めました。
それは日本でもそうだ思いますが、特にイタリア人は、外見で人を判断する傾向があります。
身に着けている物等きちんと見られるのです。それを踏まえて初めて訪問する時は、本当に緊張します。
イタリア人は、褒め上手でもあります。良い時は素直に褒めてくれます。こういう所は日本人も見習いたいですね。
新しい会社は IL GUFO (ふくろう)。
コーディネーターが7月のピッティ ビンボでラ・フィランダのテェィストに合うメーカーを探してくれました。私が一番気に入ったのは、シンプルである事と色使いです。広い敷地に経つ明るいオフィス。
少しどきどきして海外担当マネジャーと挨拶をし、そしてGUFOのトップを紹介されイタリア語で挨拶をしましたら彼の方が安心した様な顔をしていました。コミニケーションは本当に大切です。
会社の中を一通り案内して頂き、働いている人々が皆明るく、一人々まじめに仕事をしている姿に、ここは本当にイタリア?という気持ちになってしまいました。コーディネーターもきちんと組織化されているのには驚いていました。
(後日談トレヴィーゾ人は穏やかで、働き者だそうです。)
昼食は丘の上の町ASOLO(アゾーロ)でお天気が良かったのでレストランの外で食事ワインはもちろん近くで生産されるプロセッコ。美味しいプロシュート、サラミ、フォルマッジョと一緒に飲むワインは本当に美味しく飲みすぎてしまいます。
まだ食後に商品選びをしなければならないのです。
そして初めてポレンタが長方形の形になっているのを食べました。ポレンタじたいは、どこでも食べられているのですが、だいたい形がなく盛り付けられているのが多いのです。おしゃべりをしながら食べる食事は楽しいですね。(海外担当マネージャー、コーディネーター、私)食後いよいよたくさんの商品サンプルの中から来年の春、夏物商品を選んでいくのですが、自分の好みは解っていて信じています。
お客様に褒めて頂いたり、喜んで頂けると本当に嬉しいです。
でも最近は時々プレッシャーを感じる事もありますが直感でどんどん迷わずに決めていくのが好きです。夢のある楽しい仕事です。
今回どうしても新しい会社の秋、冬物を仕入れたかったので倉庫の中からサイズ、色、デザインを吟味しながら時間の経つのも忘れ探しました。またGUFOのスタッフもイタリアには珍しく就業時間が過ぎているのに私達に付き合ってくれたのです。
そして初めて知り合った私達を快く受け入れてくれ、今回秋、冬商品を持ち帰りたいむねを話すと、了承してくれ翌日商品を渡す事を約束してくれました。本当にイタリア????疲れましたが最高に幸せな一日でした。
この日は遅くなってしまったのでGUFOが紹介してくれたASOLOの丘の上のホテルに泊まる事に決めました。
夕焼けの向こうはもうベネッィアです。GUFOのマネージャーと一緒に私達は、ホテルのバルコニーでアペルティーポのシャンパンを飲みながらまた々お喋りの続き、会話がつきません。
本当は私はとても疲れていたのです。でも人の出会いは大切です。翌日は、荷物を受け取って、次の目的地ボローニャに行かなければなりません。早めにベットに入りました。

 
9月14日 快晴 バルコニーで朝食を食べながら彼方に薄っすらベネッィアが見えました。
  良い事があるかも………
2社目の新しい会社を訪ねる為ボローニャへ向けて出発です。
途中GUFOで商品を受け取り10月に東京へ来る海外担当マネージャーと再会を約束してトレヴィーゾを後にしました。
トレヴィーゾからボローニャまでは3時間ぐらいなのですが途中渋滞に巻き込まれ予定をオーバーしてしまいましたが、高速の途中までB&B 社の方が迎えに来てくださり、私達はいきなり、レストランへ昼食を食べに行きました。
私は定番のスパゲェティボロネーゼを食べ、彼らはボローニャのローカルな料理を美味しそうに食べていました。
その後オフィスで商品の説明を受け、小さな会社ですが、素材の良さ、デザインも品があって気に入りましたが、価格が今までの中で一番高いので、私は果たしてラ・フィランダにどうか心配になりましたが、サンプル的に何点かオーダーしてみました。素材は最高です。この商品を解って下さるお客様がいてくださる事を願ってボローニャを後にしてトリノに向けて高速道路を走り続けました。
車内でコーディネーターに一体私達はどの位走行したのか聞いてみましたら1000Km(青森〜広島)走ったそうです。
本当にお疲れ様でした。大変収穫の多い旅でした。
     
イタリアの写真   イタリアの写真
     
イタリアの写真   イタリアの写真

何時も帰国前の最後の晩餐は、トリノ市内にある魚料理専門レストランに行きます。
ナポリ出身の家族で営業していて、新鮮な魚介を使った料理はどれも美味しく、白ワインも美味しく飲み過ぎてしまいます。
私は肉よりお魚が好きなのです。最後のドルチェまで頂いてもうお腹はパンパンです。
今回の旅で12日間お店を休みにしてしまったので不安もありましたが、お客様も新しい商品を楽しみにして下さっているのではという自信もありました。
9月17日に帰国し、連休明けの20日よりお店を明けたのですが、本当にお客様は待っていて下さり、あたらしい商品を買って下さいました。
本当に有り難く、嬉しい瞬間です。
これからもお客様に喜んで頂ける商品構成を心がけて頑張ります。今後ともラ.フィランダを宜しくお願い致します。

* 11月20日発行日経BS社 「ecomom」エコマムにラ.フィランダの商品が掲載されます。


2005.10.1

お彼岸が過ぎ、日本も朝晩ひんやりと感じられる様になりました。
イタリアもこれからベストシーズンになります。
秋の食べ物で代表的なのが、日本の松茸と同じくイタリアでも高級食材として使われているポルチーニ茸です。パスタに入れても、リゾットに入れても香りが良くとても美味です。お土産用に乾燥ポルチーニが売られていますが、ぜひこの時期イタリアで生のポルチーニを召し上がってみて下さい。さて長い事お休みを頂き9月5日〜17日までイタリアへ新しい会社2006年春、夏物をオーダーしに行って来ました。7ヶ月ぶりのイタリアでしたが、何時行っても町の様子は変わってなくスッと入れるのは何故でしょう。

今回は、イタリア出張報告をお伝えしたいと思います。
12日間という短い期間に色々な事をしなければならないので今迄の様な暢気な旅と違いとても緊張しました。
前半は、デザインを頼んでおいたメッセージカード、レターペーパー、封筒を注文したり、クリスマス用包装紙、おもちゃ、哺乳瓶、髪飾り等イタリア製にこだわって探し回りました。前にも書きましたが、だんだん純粋なイタリア製品を探すのが本当に難しくなっています。値段の安い外国製品が町に溢れています。私の好みの新しい会社をコーディネーターが探してくれておりましたので、会社を訪ねる前にトリノ市内にあるショップを見てみました。もし自分のテイストでなければ訪ねても意味が無いので……会社選びは何時も緊張します。コーディネーターも私のテイストを良く解っていてくれるので本当に助かります。色の感じ、素材、商品構成、価格等満足のいく会社でしたので後半訪ねるのが楽しみになりました。そして時間のある限り、町を歩いてベビー用品、子供服のお店を見て回りました。ウインドーディスプレーも大変参考になりました。
唯一1日だけ自分自身の時間をミラノ在住の友人に会う為にトリノから1時間半列車に乗ってミラノの町へ繰り出しました。
トリノではまだ夏物最終バーゲン中でした。(今回の旅で秋物を探すのを楽しみにしていました。)友人とは私が前に頼んだ事のあるアクセサリー店で待ち合わせをし。私は後から着いたのですが、タクシーを降りた所は細い路地、周りにお店は無く、たぶんこの店だろうと覗くと友人が先に来ており、マダムに色々商品を見せてもらっていました。
今流行の天然石、パール等を使ったとてもお洒落なアクセサリーが主張を持って飾られています。
友人と私はもう興奮状態で色々見せて貰い、私はパーティー用バッグ、ブレスレット、友人はネックレスを購入し、最後に私のお洒落な友人のお土産なる商品を見つけた時には興奮も最高潮に達していました。ショッピングは楽しいですね?(後日談:お洒落な友人にお土産を買った事を話し、お店の名前を伝えたら彼女は卒倒しかねない程の声で嘘でしょ! Donatella Pellini!!!!!! 現在日本の女性誌に素敵なアクセサリーとして掲載されている。)その後、今回どうしても欲しかった、Fayのコートを購入し、予約を入れていたレストランには遅刻をしてしまいました。
食事をしながら、友人と久し振りでたくさんお喋りをして楽しい一日をミラノで過ごしました。
あっと言う間に1週間が過ぎてしまい、週末はコーディネーターの家族とサッカー観戦で盛り上がりました。何時来てもイタリア人のサッカー好きには感心します。生活の一部になっているのですね。
来週から始まる新しい会社訪問と今までの会社への旅を楽しみにベットに入りました。
Buona notte ! (お休みなさい)

*次回11月1日に後半の報告を致します。お楽しみに!


2005.9.1

暑かった夏もそろそろ一段落して、人々が町に帰って来ました。
そして彼らの話は、もちろんバカンスを何処で、どの様に過ごしたかが興味の対象です。

学校はまだ半ばまでお休み。
何度かイタリアで9月1日を過ごした事があるのですが、ピタッとこの日から涼しくなるのです。
不思議な国です。でも一気に秋とはいかず残暑も もちろんあります。そんなイタリアへ仕入れてと新しい会社を求めて行って参ります。
お土産話は次回にお伝えする事にして、La filanda がセレクトしていますFirenzeのBaroniとBusattiをご紹介致します。

Baroni:  
 

イタリアにもたくさんのベビー、子供服を作るメーカーはありますが、私が決めるにあたってこだわった事は、天然素材を使っている事、デザインがシンプルである事でした(色合いも)。
実際FirenzeにありますBaroniのお店で商品を見た時にシンプルであって可愛い商品構成に感激しました。
お店の方に、店舗だけなのか、メーカーなのか尋ね、コーディネーターと直接会社を訪問して現在に至っております。
1912年創業と歴史も古くFirenzeの一等地に店舗を構えています(via Tornabuoni)。
またベビー用品の他にタオル、ランチョンマットなど生活を楽しむ小物類も数多く作っています。

   
Busatti:  
 

Firenzeの近郊Arezzoに1842年創業された大変歴史のあるメーカーです。代々家族経営で受け継がれてきました。
生地から生産、そして製品を作っています。日本でも数社販売をしています。また雑誌等でも数多く紹介されています。
Firenzeは日本の観光者も多いですのでご存知の方もおられると思います。La filandaではポンテベッキオを渡った所にあるBusattiのフランチャイズショップであるElisabettaさんにオーダーしています。何時も明るく接してくれる素敵なイタリアマダムです。
La filandaを創める時も彼女が目標でした。実際色々アドバイスをしてくれます。飾り方、商品の説明等大変ありがたいです。
どうぞBusattiの織り地の素晴らしさを手に取ってご覧下さい。

これからも彼女を目標に素敵な商品を皆様にご紹介していきます。
*ポーチ、ランチョンマット、タオル生活に潤いを与える小物類が色々あります。

 *次回10月1日イタリア出張報告をお楽しみに!!


2005.8.1

残暑お見舞い申し上げます。
イタリアにはこの様な季節の挨拶はありません。
たぶんこの時期のイタリア人の挨拶はBuone vacanze!だと思います。
兎に角イタリア人から燦燦と輝く太陽を抜きにする事はできません。今頃彼らはブロンズ色の肌を自慢しながら相変わらずバカンスを続けている事でしょう。
今回は、La FilandaがセレクトしているMilanoとTorinoのメーカーのご紹介を致します。

Bellora:  
 

Milanoマルペンサ空港の近くにあり、1883年創業と長い歴史を持っています。いわゆるS.p.A(製造販売業)として長くイタリア国内はもちろん海外にも店舗を展開しています。現在日本に於いてはLa Filandaが主に製品を販売致しております。
イタリア独特の家族経営で成長して来ましたが、近年は他の資本参加を得てより事業を拡大させています。
私の大好きなワッフル地(イタリア語nido d'ape)。イタリアで一番は何処かミラノ在住の友人に聞いた所Belloraを教えてくれました。
早速ショップに行って購入したのがワッフル地のバスローブでした。その後コーディネーターと一緒に行ったパリの展示会でBelloraを見つけた時これだと直感したのです。
私が、一番気に入ったのが素材から生産している事でした。イタリア国内の有名メーカーもBelloraの素材を使って商品を作っています。
実際に工場も見せて頂き、現在も創業当時の機械が使われている事に驚かされました。

私がこだわっている天然素材を使った製品の数々には生活を楽しむイタリアンスタイルのテイストが溢れています。
実際価格は、けしてお安い商品ではありませんが、素材の良さを実感して頂き長くお使い頂きたいのです。
海外担当のイタリア女性AstridさんはLa Filandaにすでに3回も来てくださり、色々アドバイスをしてくれたり、お友達のように接してくれます。

   
Alabianca:  
 

2006年冬季オリンピックが開かれる北イタリアTorinoにあります。
ミラノの友人ご夫妻から私のコーディネーターがTorinoに住んでいる事もあり薦めてくれました。
イタリア伝統のレースを使った小物類が得意で、現在中心になって仕事をしているLidiaさんのお母様の代から続くメーカーです。
やはり家族経営で発展してきた典型的なイタリアの企業です。
すべて手仕事で、時間はかかりますが一針々丁寧に仕事をしています。まさに芸術だと思います。
アンティークな家具の上にレース+麻のランナーをひいたり。ダイニングテーブルにレース+麻のクロスをかけて優雅に過ごす極上の一時。
夢のようですが生活に潤いを与える商品の数々を是非ご覧下さい。
レース製品も安い中国製が増えてきてイタリアの職人にとって脅威です。

これからも伝統を守って頑張って頂きたいです。イタリアンスタイルのLa Filanda の為にも........


 *2006年Torinoオリンピックの旅のコーディネート致します。ご興味のある方は
        pauldiamond@libero.itへ御連絡下さい。(英.仏.伊語okです)


2005.7.1

日本もイタリアも夏本番です。
今まで何度かイタリア式バカンスを経験しました。
イタリア人にとって夏のバカンス、冬のナタレ(クリスマス)はイベントの様なものです。
法律で休みも決められています。山で過ごすか、海で過ごすか、また海外へ出かける人とそれぞれです。
私は、アドリア海側のグロッタマーレ(マルケ州)で友人の家族と過ごしました。
毎朝海岸で待ち合わせ、BARでカフェを飲みながら朝の挨拶。そして皆ぞろぞろ波打ち際を散歩します。
それから各々海に入ったり、日焼けをしたりお昼頃まで浜辺で過ごし、お昼寝をした後また海へ行く人もいます。
夕食後は、散歩に行ったり、ジェラテェリア(アイスクリーム屋)で食べながらお喋り。若者はパブやディスコと夜の時間を楽しみます。そんな他愛も無い日々を1ヶ月近く過ごすのです。
それには理由があり、秋からの仕事に向け鋭気を養う。太陽を浴びて冬に風邪をひかない体にする。
また浜辺は社交場になっていて毎年同じ顔ぶれで一年に一度近況を確認する場にもなっています。
何度かの私の経験でも同じ顔ぶれを見受けました。そしてイタリアにはそれぞれの生活レベルに合ったバカンスを楽しめる施設が整っているのが何とも羨ましい限りです。
人生は楽しむものという概念が生きています。
そんな浜辺で過ごす時La filanda からの提案ですが、大判ビーチタオル(110x148Bellora \10500)を海辺に持って行き濡れた体を拭いたり、横になったりと大変便利です。前に大人のバスローブを提案しましたが、この夏べビー、子供用バスローブをお薦め致します。プール、海辺、お庭、ベランダの水遊び等濡れた体を拭うのにサッと着せてあげるだけでタオルより大変便利です。入浴後だけでなく、この様な使い方を是非お試し下さい。
ベビー、子供用ワッフル、タオルバスローブ2才〜10才(Bellora \5250〜¥10815)

             Andiamo in vacanza !(バカンスに行きましょう)


2005.6.1

イタリアンスタイルの更新を長い間する事が出来ませんでした。
大変お待たせ致しました。インターネットでLa filanda の商品を購入して頂く準備が整いました。
どうぞご利用お願い申し上げます。

イタリアではこの時期学校も夏休みに入ります。
人々の話題は、今年はバカンスをどの様に過ごすかということばかりです。
先日、Milanoからきたビジネスマンと夕食を共にした時の話題もやはり今年のバカンスの事でした。彼は3週間のバカンスを家族と共に過ごすと言っておりました。
私は、La filandaのオープンからは今までの様に長い間イタリアで過ごす事が出来なくなりとても残念です。
何時もスタッフとイタリアでの思い出を話しています。
La filandaの店内もこれからの季節に便利なアイテムがMilano,Firenze,Torinoのメーカーから届きました。暮らしを豊にする商品構成です。私の3つのこだわり、イタリア国内で作られている事、イタリアの職人が作っている事、そして何よりも天然素材(綿、麻)。しかしイタリア国内でもこれらの事が難しくなって
います。これからもこだわりを持って素敵な商品を皆様にご紹介したいと思っております。


2005.1.4
ラ・フィランダからの提案!!
 新しい年 ラ・フィランダからの提案は、バスタイムの後、肌に心地よいバスローブでのゆったりした時間を過ごして頂く事です。
 今までの様に湯上りにタオルを巻きつけているあなた、直ぐにパジャマに着替えてしまっていたあなた、バスローブでのゆったりとした時間を持ってみませんか。欧米では(私の友人も含め)シャワーの後、バスローブを着たまま朝食をとったり、新聞を読んだりとくつろいだ時間を過ごすことが当たり前になっています。
 ただし、素材選びは大事です。バスローブ=タオル地と思われがちですが、日本の気候からすると厚いタオル地は洗濯も大変ですし乾きにくいという欠点もあります。
 ラ・フィランダがこだわっている素材! それはワッフル地(イタリア語nido d'ape)です。この素材で出来たバスローブを見つけた時、早速 購入使ってみました。購入したのはフード付のバスローブ。濡れた髪をフードで包み込んでタオルらず!とってもスマートでおしゃれな感じがしました。湿度の高い日本でも乾きが良く、洗練された印象がして今一番のお勧めです。
 当店では、ミラノ Bellora社のタオル地(程よい厚さ)、APEと呼ばれるワッフル地のフード付、ヘチマえりの2種類を取り揃えております。価格8.400円〜15.750円(税込み)子供用2才、4才もあります。

※2005年2月初旬からインターネットショッピングでもお買い求め頂けます。今しばらくお待ち下さい。


2004.11.16
2004年 11月 16日 AM11:00 オープン
イタリア直輸入 リビング キッチン バス ベビー用品
La filanda は素材、品質にこだわり シンプルであきのこない商品を皆様にお届していきたいと思っております。
今後はイタリアの生活、文化、商品等の情報を定期的にお伝え致します。
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